平成29年11月21日「県外視察研修第2弾!」

従業員の能力向上とビジネスチャンスの創出を目的に、毎年恒例の県外視察研修会第2弾を11月21日に実施いたしました。今回の研修は東京都と千葉県の2つの会社を見学しました。

午前は東京都渋谷区にありますセコム㈱本社さんを訪問しました。まずは、ショールームMIRAIを見学させていただきました。ここは「立体セキュリティ」をテーマに、通常の監視カメラ等に加え、ドローンやヘリコプター、はては人工衛星を駆使したセキュリティ網の概略が、映像を交えてわかりやすく説明されていました。また、未来を舞台にしたセコムの描くセキュリティ、メディカル、防災などの総合セキュリティを実現するオペレーションの様子などを学んだ後、会議室に移動し、災害時のBCP(事業継続計画)のシステムの紹介となりました。データバックアップや安否確認だけでなく、備蓄品や3G回線を使った全国で使える無線システムなどの仕組みについて説明があり、始終ためになる見学となりました。

「安全・安心」を脅かすリスクの多様化に対応し、人を守る「社会システム産業」の実現のための熱い思いを感じることが出来ました。
ご説明いただきましたセコム㈱の社員の皆さん、お忙しい中お世話になりました。

午後は千葉県船橋市に移動し、㈱ニチレイフーズ船橋工場さんを訪問しました。最初に会社の歴史ビデオを見た後、冷凍食品は現在が転換期で、実は3.11以降、今まで冷凍食品を食べていなかった層にも浸透し始めている状況であるとの話しがありました。
船橋工場はチャーハンやピラフなどの米飯の冷凍食品を製造しており、6ラインで稼動しています。また、食品を扱うので、異物混入や商品の原料までトレースできるようにするなど、フードプロテクトに力を入れていることなどのお話しでした。その後、工場内を見学し、商品のパッケージの様子や、品質管理のための検査室を見学させていただきました。そしてPR室に戻り、見学したチャーハンやピラフ、ハンバーグを試食させていただきました。会員の中には、冷凍のチャーハンを食べたのが初めてという方もいらっしゃいましたが、美味しいと大変好評でした。

その後、質疑応答となりましたが、食品という身近な話題だったためか活発な質問が飛び交い、有意義な時間となりました。
ご説明頂きました㈱ニチレイフーズの社員の皆さん、お忙しい中お世話になりました。

今回の研修は、石井副会長の閉めの挨拶でもありましたが、「プロテクト」、つまり如何に人を守るかを学ぶ研修となりました。
最後に今回の研修にあたりご尽力いただきました皆様、本当にありがとうございました!